3rd day:Muggle tours

旅行三日目、観光二日目です。

この日は、前もって予約しておいた「マグルツアー」に参加しました。いわゆるポッタリアンなガイドさんたちがロンドンでの映画ロケ地やその他ゆかりの場所へ連れて行ってくれるというツアー。スタート地点のロンドンブリッジ駅に行く途中、駅でこんな広告を発見。エマだー!

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集合場所は駅からやや歩いたところの交差点という曖昧な説明で、集合時間になるまで「ここでいいのか。ガイドさんが来たら分かるのか」とかそわそわどきどき。しかし無事素敵なガイドさんと、参加者のみなさんと合流。参加者は親子連れもいれば友達同士もいれば…という老若男女+多国籍メンバーの総勢9人!思ったより多い!平日でしたが、随分とメジャーなアマチュアツアーなんですね。かくいう私も地球の歩き方で読んで知って申し込んだわけですが。

サイトはこちら → http://www.muggletours.co.uk/

ガイド役のお姉さんは私が上着に付けていたホグワーツ校章ピンバッチ(前日にスタジオツアーで買ったやつ)を指さしていいねって褒めてくれました…会話した…(嬉々)

まず向かったのはアズカバンの囚人でハリーが漏れ鍋に来た時にナイトバスから降りた場所です。漏れ鍋、花屋さんだったのか…

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反対側を向くとバラ・マーケットという市場の入り口。中は香辛料やらチーズやらパンやらとにかくたくさん!もう一回行ったら思い切り買い物してみたいところでした。マーケットめぐりたのしそう。日本でいう朝市ってとこですかね!

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テムズ川!遠くにセントポール大聖堂も見えます。このへんは死喰い人が飛び回ってたあたりですね。

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ウィンチェスター宮殿の遺跡と、ゴールデンハインドという、大航海時代のイングランド船の模型。さらっと観光地も巡れるお得感。説明は…あんまり聞き取れませんでしたが!笑

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こちらはサザーク大聖堂。観光客が大勢!しかもこの人たちみんな休憩したりランチしたりしてるんですよ!このフリーダムな感じがアットホームでいいなあと。

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地下鉄での移動を経てウェストミンスター駅へ。この改札は、「騎士団」冒頭でアーサーおじさんがひっかかった改札ですね。周りがオイスターカード(SuicaみたいなICカード)をタッチして抜けてくのを見て、何も持ってないのにただタッチして改札開かない!ってなってるおじさん…。ここは原作を読んでるときも可愛かった記憶があります。エスカレーターに驚くシーンもありましたよね。あれもきっとウェストミンスター。

日本でも地下鉄はおなじみですが、イギリスのチューブに乗ってみて思ったのは、かなり地下深いということです。アーサーおじさんがエスカレーターにどきまぎしながら乗っているあのシーンだけではよく分からないと思うのですが、エスカレーターがとても長いうえに何本も乗り継いでやっとプラットフォームなんです。あの地下に引き込まれる感じ、結構好きでした。

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ウェストミンスターと言えばこちらビックベンとロンドン・アイ!これがまさしくシティオブロンドン!しかもロンドンには珍しく快晴で、ガイドのお姉さんもラッキーだったねと話していました。それからホワイトホール(省庁街)を歩きながら、ここにはきっとマイクロフトがいるに違いないと思っていたのは内緒です(シャーロック・ホームズの兄で、彼は歩く英国政府と呼ばれています)。

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さてこちら、魔法省への入り口になります!住所はScotland Place(以前ロンドン警視庁があったところのようですね)

上の写真は「騎士団」でおじさんと魔法省に行ったときの電話ボックスがあった場所。日本版DVD6章のタイトルメニューはこの場所から始まりますね!今DVDつけてみてびっくりしました

下の写真は「死の秘宝1」で3人組が魔法省の役人をノックアウトさせてポリジュース薬で変身をした、あの場所です!あまりにもジャストその場所で、そこからロンがひょっこり覗いているのが見えるようでした。

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12番地ロケ地

グリモールドプレイス12番地(要確認) ロケ地ではないのか…?(英語の解説が聞き取れずよく分からなかったここ) 映画を何度見返してもこの外観が使われているシーンはみつかりません。でもたしかにシリウスのうちだって説明していたので、どういう関係があるのか知ってらっしゃる方がいたらぜひ教えてください。

ノクターン横丁モデル

↑こちらはローリング女史がノクターン横丁のモデルにしたという通り。知る人ぞ知るという感じの、ビルの間の小路でした。もう一度行ってもきっと分からない…。せまくてこじんまりとして、まっすぐではない感じ、たしかにノクターン横丁の雰囲気でした。

ダイアゴン横丁モデル

そしてこちらが同じくダイアゴン横丁のモデルになったというCecil Court です。とても趣のある、わくわくしちゃうような古本屋街。この景色を見て、あのクィディッチ用の箒やらふくろうやら杖やらアイスクリームやらが売っている賑やかな通りを思い描いたのか…と思うと不思議な感じです。でもロンドンの他の通りを見た後だと、たしかにここはダイアゴン横丁のようなんです。こんな風に右も左も同職店舗ってかなり珍しいんじゃないかなと思います。

↓これはその古本屋さんの中のひとつでいろんな貨幣を扱っているお店のショーウィンドウで発見。Magic Moneyとはこれいかに。

魔法通貨!?

このセシル・コートでマグルツアーは全行程が終了です。びっくりするくらいの良いお天気で本当によかった!最後にガイドさんから参加した子供たちに魔法のプレゼントがあって、お開きとなりました。この古本屋さんは気になってずっと見ていたい気分だったのですが、この日は午後がSHめぐりの予定だったので急ぎ足でレスタースクエア駅に向かいます。

レスタースクエアから地下鉄で、キングズ・クロスへ!

セントパンクラス駅1 セントパンクラス駅2

まず地下鉄キングズクロスを出て向かい側のセント・パンクラス駅へ!ヤードのパトカーにテンションが上がり(BBC SHERLOCKではお馴染みなので)思わず一緒に激写したのが左の写真。そして右の写真が「アズカバンの囚人」以降でキングズ・クロス駅の外観として使われているセントパンクラスの建物。実はあれはキングズクロスではないんですよね…こっちのほうがそれっぽい(良い意味で適当)だったためこちらを使ったそうです。たしかに赤いホグワーツ特急が出るのに相応しい荘厳な雰囲気ではありますよね。記憶に新しい「19年後」のシーンもこの外観から始まるので胸が熱くなりました。

キングズクロス駅1 キングズクロス駅2

でもってこちらが本物のキングズ・クロス駅。セントパンクラスとはすぐお隣です。「賢者の石」「秘密の部屋」ではこの方向からのシーンがあったはず!(記憶) 最近改装されて中もすっかり近代的な様子に。このリニューアルにともなって「9と4分の3番線」のプレートも移動したときいていたのですが、さてどこかな?と案内板を見たら、ご親切に「9 3/4」の文字が(笑)さすがの観光名所です。

9と4分の3

カートがつっこんでる…!!このカートに手をかけて誰でも魔法使い気分で記念撮影ができるようになっていました。手前に写っている柵は順番待ち用。周りにはやっぱり魔法使いの恰好をしたファンと思われる方が何人かいました。いつになってもハリポタマジックは永遠だよね、と思ったロンドンハリポタ聖地巡礼でした。ハリー・ポッターという切り口から見るロンドンの街が余計にきらきらして見えたのは、日本からあれこれ憧れを抱き続けていた10年間があるからだと思うと、なんだか嬉しいような切ないような気持ちになります。

3日目後半 シャーロックホームズ巡りにつづく!→ NEXT

カテゴリー: HP

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